投稿者「林英紀」のアーカイブ

ファントム6

児島のクラシックカーイベントに行って来ました

カリスマ整備士の所で、13回目の車検! 27年間で故障したのは、エアコンだけ! さすが、ロールス・ロイスです。

大工とペンキ屋は?

元喫茶店の家を貫通させる為、柱の位置変え

元廻船問屋の庭だった所に、10台分の駐車場を確保。
大きい母屋は、将来、林酒造が所蔵する、日本画掛軸の美術館にしたいと思っています

林酒造、母屋座敷は今でも、頼家:頼春水、頼山陽、頼一庵の書、漢学者の坂井虎山のもあり、広島市頼山陽博物館の分館のようです。

明治大正花嫁衣装博物館、現代名工着物博物館と並んで、室尾の町は博物館だらけになります。

将来の日本画博物館

また、サグラダファミリアが、増えました。

建具屋は?

笹子島、昭和の車展示室のドア作り。相変わらず、丁寧過ぎて手が遅い!
サグラダファミリアの彫刻家の方が、早いかも?

てな訳で、今年は何も完成せずに、年が暮れます

 

広島、呉のサグラダファミリア

大工と、ペンキ屋は、大古民家が表通りに出るための、通路整備

元喫茶店を貫通すると、この大古民家の庭に出ます。
まず、ここを駐車場にします

この、元瀬戸内海汽船創始者の生家だった古民家、横8.5間、縦9間 233平米 敷地は220坪 取り敢えず、1番大きな木を除いて庭木と、石を撤去し、土まま駐車場にします。

今年いっぱいかかりそう。

カリスマ整備士の所で、レストア中のルーチェロータリークーペ、進展無しです。

この、カバー下はなんでしょう?

正解!

部品取り用、ルーチェロータリークーペ! 見るも、無惨です。

つまり、2個1と、言う事です。

そうそう〜

「昭和の車モアイ」の中に、もう1台眠っています。

現在、販売中!
興味と、熱意のある方、レストアに挑戦しませんか?
メカは、いいですよう

この展示場の中に、

さて、これは、何でしょう?

将来、笹子島リゾート、東端に建てる予定のパルテノン神殿の柱! 84本! 資材が値上がり、円安になる前に買い置きしています

さて、秘書が挑戦中のプラモデルは?

ここまで出来ました。柱の突起と穴の大きさが合わず、悪戦苦闘中。イタリア製ですから

てな訳で、どこもかしこも、サグラダファミリアです

 

久々の、カリスマ整備士

ルーチェロータリークーペは、どうなった?

ウィンドーはまりました

内装は?

リアシート付けました。

ダッシュボードは?

まだまだです。

やはり、ここもサグラダファミリアです

広島、呉のサクラダファミリア

南酒蔵2階は、明治初期〜中期、天然染料しか使われていない花嫁衣装展示

南酒蔵入って、明治の酒造りコーナーの奥の階段を登って行きます

その階段下、元杜氏休憩室を通り抜けると・・・

北酒蔵1階の展示室。化学染料が輸入され色鮮やかになった、明治後期〜昭和初期の花嫁衣装。

全部展示しきりませんでした。

そこで〜

南酒蔵2階、天井近く

北酒蔵1階、天井近くに展示することにしました。

さて、どんなふうになりますかねー

変わった博物館である事は、間違いなし

さて、大工達は?

元喫茶店

通りに面している部分に門を付ける予定

その奥には?

このあたりでは、1つ屋根で1番大きな家! 大正時代建立

150平米以上ある平屋! 文化財クラス! 解体予定だったものを買い取りしました。

元、廻船問屋だった久保家。瀬戸内海汽船創始者の一人、久保次郎さんの生家だった。 

将来、日本画の博物館にしたいと、思います。

いつになるか? サグラダファミリアどころではありません

庭師は?

松の剪定

剪定前

剪定後。 すっきりします。
しかし、前庭だけでこれ、中の庭、介護施設などにも、まだ何十本もあります。

松は、お金かかりますねー
最近は、
「買って下さい」
とは、よく言われますけど〜
「売ってください」
と、言う話は一切ありません・・・

バブル時代
「田舎の旧家の松が、何千万かで売れて、ヘリコプターで吊るして持って行った」
てな、話を聞いたことがありますけど〜

だんだん、日本文化が廃れて行きます。

「最後の、旦那さん」

として、頑張りますかね?
私自身も、サグラダファミリア?

 

林酒造、またまたまたまた、快挙!

広島国税局清酒鑑評会で、吟醸酒部門と、燗酒部門で、優等賞

もはや、吟醸酒は当然のを結果となっています。

 価値が高いのは、燗酒部門、広島県で唯一、本醸造での受賞!

日本酒温めると、味や香りに癖が出やすくなります。
 一番普及品の本醸造で、優等賞をいただけるというのは、林酒造の製品全てのレベルの高さの、証明です。

 なにしろ、一升瓶1本千円の本醸造でも、昔ながらのやり方で、手造り、火入れ、濾過、割り水、瓶詰め迄、杜氏がやります。瓶詰めの際、上に少し空気が入りますが、杜氏さんそれを窒素ガスと、おき替えます。しかも、注文を受けてから、瓶詰めし、受けた分しか出荷しません。
 従って、酒屋の店先に常温で置いておかれる事がありません。

さて、秘書が挑戦中の、パルテノン神殿プラモデルは?

ここまでできました。実はこの子、倉橋町室尾、当社で20年近く働いたカリスマ大工の孫なんです。

しかし、こうして見ると、外側の柱は垂直に立っているみたいです。
 
 本物のパルテノン神殿では、柱は僅かに内側に傾いています。それは、人間が柱列の外側に立つと、自分の方に倒れてくる感覚を感じるからです。
 また、4隅の柱は、内側の柱より、少し太く作られています。それは、隅の柱は両方から光が当たるので、細く感じるからです。
 また、柱は真ん中が少し太く膨らんでいます。これは、真っ直ぐの柱の真下に立つと、柱の真ん中が細くなっている感じがするからです。
 また、床面は、少し真ん中が凸になっています。これは、広い平らな床面に立つと、真ん中が凹んでいるように、感じるからです。

 これぞ、人間の目の錯覚を修正する「エンタシス」です。
 
 このプラモデルは、残念ながらここまで、表現できてなさそうです。

ロールスロイスのパルテノングリルは、当然、全部垂直ですけど。
下から眺める訳ではありませんから。

 

広島、呉のサグラダファミリア

林酒造、築90年の南酒蔵、中2階でき、階段つきました。

これで「明治大正、花嫁衣装博物館入口手前が「明治の酒造りコーナー」と、なりました。

入って左側も、2層化して、奥に棚作って、効率的に資材を収めるようにしました。

さて、着物探求シリーズ、「鹿子絞り」に関して:残念な事に、京都の絞り屋さん、無くなったそうです。職人さんは居られると、思いますけど〜

黒と赤の絞り振袖。
本菱田ではなく、普通の絞りなので、遠くから見ても、色が濃い

しかし、刺繍が凝っています

全部、京都の縫いの職人の手にかかったもの

絞りとの調和も、抜群

京都晃永衣装の作品です。これが、本菱田なら、軽く1000万を超えます

さて、カリスマ大工の孫、若い秘書のパルテノン神殿プラモデルは、どうなったかな?

2500年前当時のものなので、中の部屋や、偶像も再現

壁で囲まれる事になるので、隠れてしまう?

まあ、仕事の合間にしてるので、サグラダファミリアは、当然かな?

着物博物館④ 森口華弘訂正

森口華弘

「手に糊をつけて振る」と、前回言いました。が、そうでなく、 
①竹の皮に糊を塗る
②乾いたら、手で細かく割る
③大きさによって、分ける
④濡らした絹生地に振る
⑤時には、ピンセットで置く
⑥生地が乾いたら、刷毛で染める
⑦糊がついた所が、防染になって白く残る
でした

他の作品、波に花

一つ綿の裾迄

留袖

当分、着る機会が無いので、社長は「お正月に着る」と、言っています

2色の蒔き糊、どうやって染めたのでしょう?

白い部分もありますし、刺繍も入っています。白い部分残すのに、ここの糊が落ちないよう、どうやって、湯煎したのでしょう?

友禅も素晴らしく、息を呑む美しさ。様々な技法を凝らしてあり、恐らく森口華弘氏最高傑作にうちの一つと、思われます。

写真で、これですから、本物は、もっと凄いですよ。
皆様、是非ご覧にいらしてください!

広島、呉のサグラダファミリア、ナゥ

南酒蔵、入って左側も中2階にしています

パルテノン神殿プラモデル、やっと組み立てが始まりました

着物博物館、展示着物。絞り振袖

本菱田

正確な京鹿子。2色ですけど、さまざまな模様を表現しています

紅葉、葉、竹

青海波、菊、波

これが作られた10数年前、京都に17軒あった絞り屋さんが、すでに3軒になっていました。
今は、どうなったでしょう?
貴重な日本文化、続いて欲しいですね〜

本菱田、こうして離れて見ると、絞られている所は、ほとんど白ですね。素晴らしい技術です。

広島、呉のサグラダファミリア、ナゥ

南酒蔵、西側半分の中2階完成。荷物移動しました。

東側も一部2層化します。ビニールカーテンは、ラベル貼りの際の埃除け

北酒蔵1階、明治大正の花嫁衣装博物館。LED照明つきました。天井高3m 50あるので、2層にして、100枚展示予定

南酒蔵南側に展示予定の、映画「吟する者たち」セット

手桶

サタケが発明した、世界最初の機械式米つき機

酒絞り、いわゆる船のここに展示

これは、昭和かも? 素晴らしい桶染と、ぼかしの技術

さて、

国産名車シリーズ、7年半経ってもまだ、終わりません

2回並べ替えして、博物館、第3展示室、4つの棚に展示していますけど、

あれから来たのも、展示まち。これもサグラダファミリア

秘書のパルテノン神殿プラモデル

まだまだ、塗装中。柱をピンクに塗ってる‼︎ どんな風になるんでしょう??

私は、時にはシェフ手伝い

素材の味を生かし、調味料を出来るだけ使わないよう、味のチェックを時たまします。
何しろ、16の仕事を持つ男ですから

今日の、広島、呉のサグラダファミリア

南酒蔵1階、入って右が、映画「吟する者たち」セット博物館、奥2階と北酒蔵の、明治大正花嫁衣装博物館。左は中2階を作り、倉庫整理します。

奥から見た所

建具屋は?

笹子島「昭和の車博物館」のドア作り

いつものごとく、シナベニアに、鉛筆描きの図面

さて、秘書のパルテノン神殿プラモデルは?

人物、屋根などアクリル絵具で塗っている

やれやれ、何もかも、サグラダファミリア!

さて着物博物館展示シリーズ
③絞り振袖続き

菱田絞り+刺繍

前回は、本菱田

今回は、普通の菱田、木綿糸で4回半巻いて絞る↓

前回の本菱田は、絹糸で7回半巻いて絞る↓

本菱田は、手間もかかるし、生地もより薄く、良質なものが要求される。

今回の絞り振袖は、京都、島原の太夫さんが着る予定だったもの!

手絞りでも、神楽の衣装みたいに、刺繍が盛り上がっている

島原は、京都6花街のうちの一つ。祇園にある、上七軒、祇園甲部、先斗町、祇園東、宮川町は、芸妓舞妓さんが居る所。島原は、少し離れていて、太夫さんが居る所。今は、輪違屋しか残っていません。

太夫さんとは、天皇、公家のお相手をする専門の女性。最高だった技量の唄や舞だけでなく、美しいお茶のお点前、和歌を詠んだりにも、長けています。

天皇、公家のお相手をする時間は限られているので、空いた時間にお相手をして欲しいと、申し出る金持ち町人が、沢山いた。
そこで、輪違屋などでは、希望者を集めて座敷に並んで座らせ、その日にお相手する男性を、太夫さんに選ばせた。
 
 選ばれた、幸運な男性は、上座に座った太夫さんに、お酒を注がなければならない。

 つまり、お客の方が地位が低い。

太夫さんの着る着物、江戸時代は、最高のものであった。

 その名残がある、華やかな振袖です

私も20年前行きましたが、その時司太夫さんが、お相手してくださいました。

 一軒だけ残った輪違屋さん、貴重な日本文化の継承の為に、頑張ってください! 心から応援しています。