投稿者「林英紀」のアーカイブ

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

外壁、ピンク塗り、始まりました。

先にピンクにベタ塗りし、スタッコ仕上げになります

ガンでピンクのモルタル吹付けて、コテで押さえる。今では出来る職人さんが減り、岡山から来てもらいました。

当リゾート施設は、あくまでも、手仕事にこだわります。工場で加工した、新建材を、パンパンと貼り付けるのは、私の美意識外で、温かみも無いと思います。

内部は?

C-2石膏ボード貼り終わり

建具屋は?

1部屋分建具出来た。

遅いけど、仕事は綺麗。この後ペンキ屋が、白に塗ります。工場で作ったドアに比べ、人の手にかかった温かみが、あります。

私は、職人の手仕事を愛する、古い人間ですから〜

さて、日本語学校、新校舎は?

内壁石膏ボード、全部取りました。掃除して、大工の手があいたら、縦30cmの梁を入れて、柱を飛ばします。

さて、林酒造着物博物館、帯の部屋続き〜

人間国宝、北村武資! 普通の錦織は、横糸で出すのに対し、経糸が前にに出るようにして模様を表現! 近くでよく見ると、その違いをなんとなく感じます。

経糸を片方の糸と絡める紗に対し、両側の糸と絡める複雑な織り方で、羅を再現したのも、北村武資です。

またいつか、それも出しますけど、どこに仕舞ったか?忘れています。
dis organized
です。

その隣

美しい華やかな帯。

素晴らしい、箔の織り込み!

龍村平蔵のお弟子さん作?

いつ? どこで? 買ったのか? 完全に忘れています。 「久保田一竹の振袖には、このくらい派手じゃないと、つりあわない」と、考えた記憶があります。

しかしやっぱり、一竹辻が花振袖には、一竹の帯?

あるいは、久保田一竹氏が、一竹辻が花に合わせも良いと認めた、佐波理織?

この佐波理織の帯も展示しています。一時の流行で終わるかもしれませんけど〜 しかし、これも博物館の重要な使命です。
忘れられないうちに・・・

それでなくても、インクジェットで印刷する着物が氾濫して、本物の手仕事による「手描き友禅」が1%になってしまっていますから〜

所謂ー「悪貨が良貨を駆逐する」

手作りの高級車を作っていた、英国のロールスロイス社が消え、手作りの車の素晴らしさが、過去のものとなるように〜

 

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

外壁モルタル、仕上げ塗り、ほぼ終わり

内部、C-1、石膏ボード貼り終わり。後、キッチンパネル、腰パネル、巾木、周り縁、額縁、壁紙で仕上げ

1階:昭和の車レンタル。1台仕上がり。

縦目グロリア

昭和46年製

コラム3段マニュアルシフト。現代の車に比べて、パワーが無いので、坂道はシフトダウンの必要あり。

ちょいアメ車的?

次は、クラウンです

さて

忘れてた! 建具屋は、ドアの細部の加工。しかし、遅い!

さてさて〜

解体現場?

当社、ルネサンス日本語学校、隣の建物を新校舎に〜 3部屋の壁を取り払って、教室に。学校用務員達が、ボツボツしています。

さて、着物博物館「お昼の部屋」続き〜

喜多川平朗:1898.7.15生まれ(誕生日、私と同じ!)、1988死亡。西陣、俵屋17代目当主。奈良時代に大陸から伝来し、平安時代から和様化した絹織物。

天皇家、十二単の表は、平朗氏による。

唐織と言われる、立体的に浮き出る様に、織ってあります。

優雅で品格が高く、どんな着物にも合い、着物と身につける人を引き立てます。

1対の衝立。全て平朗氏の作品の端切れです。

素晴らしい、日本の美! 17代の重みを感じます。

昭和13年作!
戦前なので、華族が存在していました。所謂、公・侯・伯・子・男(爵)。

当博物館、この振袖、森進一との結婚式で、大原麗子さんが着たのを作らせたのは、最高位の公爵、京都三条家。

戦後、貧乏のどん底。昭和22年に、国民1人あたり平均摂取量が、1200カロリーであったという、食べるにやっとだった日本国。多くの着物、帯、簪、帯留などが、海外に流出しました。 

拡散し、忘れられる前に、保存し皆様に見て頂けるようにする事が、林酒造着物博物館の使命です。

忘れていました。17代目喜多川平朗氏、18代目俵ニ氏共に、人間国宝です。

 

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

外壁、モルタル仕上げ塗り。

内装、1室、石膏ボードほぼ貼り終わり

建具屋は?

ドアの形、4枚大体出来ました。遅いけど〜〜

さて、林酒造、着物博物館-帯の部屋続き

総刺繍続き

趣味の良い、普通京縫

お馴染み相良と、夏用絽刺

上村松園カフェでは〜

紅茶を、正式の出し方:これは、ミルクティー

てな訳で「広島県の島の端に、なんでこんな所があるんや!」と、サプライズして頂く事を、狙っています。

美しいのは、景色だけでは、ありませんよー

広島・呉の、サグラダ・ファミリア、ナゥ

大工が2人になり、石膏ボード貼りが進んでいます。

建具屋は?

玄関ドア作成

一枚、3日かかるそうです。

こんな風に〜

これは、アメリカ製! これより、安くできるかな?? 
何しろ、手が遅い

外壁モルタル、もうじき下塗り終わり、エンタシス柱は、もう少し低くしてアーチを大きくする予定です。

さて、林酒造は?

パンフ出来ました。私が平成21年に6代目となった時は、3品種でしたけど、16品種になりました!

広島県初の3冠? メダル出来ました。

さて、着物博物館、帯の部屋、続き〜

総刺繍帯! これは6通ですけど〜

どんだけ、手間が掛かったか? おそらく数年!

左の吉祥模様のも、おそらく数年?

素晴らしい、技術と根気です!

そう言えば〜〜

越後上布に皆川月華が、絵を刺した、超珍しい訪問着。洗い張り出来ました。黄ばんだ部分が白くなり、蘇りました。京都の職人の素晴らしい技術です。

方法は、企業秘密だそうです。因みに、墨はウグイスの糞を使うそうですけど、どうやって集めるのでしょう? 鳴き合わせ用に、飼っている人から貰ってくるのでしょう。

薄くて、最高の技術で、糸取りされた越後上布! この様に質が良くないと、綺麗に洗い張り出来ないそうです。

出来立てのように、美しく、浮き出るような模様!

ロウケツ染に生涯かけた、唯一無二の皆川月華氏の技術です。50年経っても変わらない色は、岩絵の具を使っているからでしょう。

越後上布×皆川月華 4倍の価値ですねー

広島・呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

外壁、モルタル塗り始まりました

独禁法抵触のバスユニット、施工図無しで組み立てました。内壁、枠付けました。

ベンキ屋は、次の枠を塗っています

さて2階コテージ4室は、8月上旬オープン予定です。
1階:サイクル・レンタルと、昭和の車レンタル、事業所9月オープン予定ですけど、中身は??

縦目グロリア、カリスマ整備士の所

他には〜

昭和44年、クラウン

53年450SE

ルーチェ・ロータリーはまだまだ

この280Sは、2年間乗ってないのに、すぐエンジンかかり、「昭和の車販売、モアイ」の敷地内を走りました。美人秘書軍団が乗って、呉や徳島の旧車イベントに行ったねー
しかし〜 色が色なので、借り手がありますかねー?

後、

 

四角顔コロナ、日野コンテッサ、セドリック、キャロル、カローラスプリンター、いずれも昭和40年代前半。いすゞ117クーペと、要整備が控えています。

さて、林酒造着物博物館、帯の部屋の続き

これも、相良刺繍の役目が発揮された総刺繍の帯

紫地に、紫糸と相良刺繍、銀駒刺繍のみで表現された、美しさ!

粒が小さく、正確! マスゲームで言う所の「フォーメーション」のように、さまざまに形が変わる紋様を表現しています。

素晴らしい、デザイン力と、技術です。

うちの職人達も、自ら「サグラダ・ファミリア」なんて言う暇があったら、コツコツと、いい建物建てて下さい〜〜

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

金網ラスほぼ貼り終わり

地面立ち上がり、コンクリートに金物被せ→他社委託

そろそろ、モルタル塗り始まりそう

内部、ベンキ屋が、枠など塗り。石膏ボード貼りは、まだまだかかります。

さて、着物博物館

中島尚樹さん、着物博物館の取材に来られました。7/10、広島テレビ(4ch)17.00〜「テレビ派」で約6.5分間放映されるそうです。サプライズ‼︎ がありますよっ‼︎

さて、着物博物館~帯の部屋、続き

総刺繍。普通刺繍と、相良刺繍の合作! どちらも、超一流の職人さんの手仕事。

エジプト柄

この帯の相良は、前回ご紹介の2点より、粒の大きさが、更に細かい!

相良の職人さんは、それ専門なので、2人で数年は、かかっています。

少しでも良いものを作るために、手間と時間は、厭わなかった時代のものですねー 

当社の、サグラダ・ファミリアどころでは、ありません〜

今日の、広島呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

壁は内から、柱間柱→防水シート→ラス板→防水シート→ラス(金網)、軒天は、下地→防水シート黒→ラス、です。これからモルタル→ピンクスタッコ仕上げ。

床フローリングほぼ貼り終わり。下が部屋なら、鉛入りの防音材貼りますけど、車庫なので要りません。

さて、土曜日は

京都五花街、舞の会

私、潤子社長、花柳師範先生、シーザートレーディング社長:宮本氏、舞妓:小絹ちゃん。

あとは、撮影禁止

そのあと、一力亭に行きました。2ヶ月振り

豆千鶴さんの鼓

私が唄って祇園小唄

しかし、長唄を習っていた頃に比べ、声が出なくなりました。

しかし、楽しかったです。

さて、帯の間の続き〜

相良刺繍!

この粒粒、一つ一つは、細い糸で球を作り、一つ一つ刺して行くという、気の遠くなるような作業!

極めて、細かく、均一な、超一流の職人さんの技!
日本人特有の器用さと、根気の成せる技です。

中国に持って行って、安い人件費を使って、作らせたものも結構ありますが、粒の細かさが、違います。

これを作った職人さん、15年前位にお亡くなりになったそうですけど、今、これだけのものが出来ますかね〜 この技術、残して欲しいですねー

広島、呉のサグラダ、ファミリア、ナゥ

コテージ、外壁防水シート、ラス板挟んで2重張り。
給排水工事も始まり。

内装は、白っぽいフローリング

さて、林酒造では

夏始まりのお茶会
立席:潤子社長、琴:田野原わか子さん、お運び:アンちゃんと、カマラちゃん。
琴の音は、この環境が1番綺麗です。

皆さんお疲れ様でした。

てな訳で、季節は過ぎ行きます。
2階コテージ:8月開始、1階レンタサイクルと昭和の車レンタル:9月開始、間に合いますかねー

何しろ、サグラダ・ファミリアですから〜

広島、呉のサグラダファミリア、ナゥ

2階コテージ、断熱材とその上を石膏ボード

外壁、防水シート→ラス打ち→モルタル→ピンクスタッコ、その前に、外に出た所は、板金が必要

さて、林酒造着物博物館「帯の部屋」続き

明綴

明(1368〜1644)の皇帝用に織られた。経糸がとても細く、日本の綴れ織の4倍の本数!この細い糸は、西陣の職人が作り、中国に持って行き、明の時代から続く技術で、織られた。日中職人の共同作業! 極めて柄が細かく、めちゃくちゃ手間がかかるので、最低500万はしていた。
 今は、こんな高価な帯を買う人がいなくなり、新品は出て来ない。

この、西陣の糸取りの職人、中国の織の職人、まだ存在してるのでしょうか? これらの技術、伝承されているのでしょうか?
買う人がいないと、作る人もいなくなります。
 
少し、心配〜

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

ベランダペンキ塗り終わり

内は?

断熱材入れ、石膏ボード貼り始まり

さて、林酒造

「萌いぶき」と言う暑さに強い酒米の開発に関係して、当社平田杜氏がまた新聞に載りました。

これがそれ、限定500本ですど、すぐ販売出来るのは、この4本だけ。注文受けたら、ラベル貼ります。

55%削りの吟醸ですけど、米の外側雑味部分を均等に削る「真吟」と言う精米法を当社は採用しているので、

今までの精米法では、50%以上です。

さて、林酒造着物博物館、元林医院病棟から、元手術室に戻ります。

帯の間

前紹介しました。

1925と、1937に、パリ万博で大賞!

未仕立の帯が、2点! 4m余り柄が違います。

ニューヨークや、パリの博物館にあってもおかしくないものです。

一般に売られた、綴れ織帯

山鹿清華氏、着物・織物作家としては最高の、勲二等瑞宝章を受賞!

恐らく、これほどの作品を間近に見れるのは、世界でも希有です。