投稿者「林英紀」のアーカイブ

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

ベランダペンキ塗り終わり

内は?

断熱材入れ、石膏ボード貼り始まり

さて、林酒造

「萌いぶき」と言う暑さに強い酒米の開発に関係して、当社平田杜氏がまた新聞に載りました。

これがそれ、限定500本ですど、すぐ販売出来るのは、この4本だけ。注文受けたら、ラベル貼ります。

55%削りの吟醸ですけど、米の外側雑味部分を均等に削る「真吟」と言う精米法を当社は採用しているので、

今までの精米法では、50%以上です。

さて、林酒造着物博物館、元林医院病棟から、元手術室に戻ります。

帯の間

前紹介しました。

1925と、1937に、パリ万博で大賞!

未仕立の帯が、2点! 4m余り柄が違います。

ニューヨークや、パリの博物館にあってもおかしくないものです。

一般に売られた、綴れ織帯

山鹿清華氏、着物・織物作家としては最高の、勲二等瑞宝章を受賞!

恐らく、これほどの作品を間近に見れるのは、世界でも希有です。

 

広島呉のサグラダファミリア、ナゥ

ベランダ、グラスウール貼る前のしーらー

縁は黒い幅広テープ

梅雨入りが遅れて良かったです。

さて着物博物館、100年前は病棟だった5つの部屋の紹介は終わりました。最後の部屋は、皆川月華ですけど、1点洗い張りに出しているので、先に廊下の紹介をします。

手前と突き当たり、龍村平蔵コーナー28店

手前、黒地から

平蔵の黒地は、特に人気があります。

右から2番目は、10年前、あるデパートが未仕立てのものを持って来た。多分1点物?

廊下突き当たりコーナー

龍村平蔵の帯、100年経っても、常に新鮮! これだけ時代を超えて、愛好、愛用されるものは、他にありません。

ところで、この帯、銘がありません。龍村平蔵氏の影響を大きく受けていると、思いますけど、素晴らしい出来ですが、いつどこで買ったのか? 忘れてしまいました。 久保田一竹の振袖に合わすのには、この位派手てないとと、思った記憶がありますけど〜

補足

前日の補足ー染の北川ので振袖。糸目糊の線の上から、金泥を刺し弟子いると、表現しましたが、これは「金線描き」という技法です。

広島・呉のサグラダファミリア、ナゥ

前の建物のベランダか朽ちて危ないので、更新中、

手すり間に合ってよかった! 梅雨入りはまだなので、これからFRPなどでカバーし、ペンキ塗ります。

手の遅い建具屋は、

車庫入口の枠作り。これが付かないと、外壁モルタル塗りが、初められません。

やっぱ、遅い!

独禁法違反?の、ユニットバス組み立て、3個目

これが終わり、床貼ると、

システムキッチン組み立て。これは楽勝。

さて、林酒造着物博物館シリーズ、5部屋目、千總と同じ部屋

染の北川 振袖

素晴らしい着物ばかり作り1990〜2010頃、着物雑誌の主役、1999年売り上げ30億! 着物業界に君臨した、京都友禅屋さん。しかし時代の流れで、前年の帯の北尾に続いて、2017倒産。また一つ着物業界の星が消えたような、気がしました。

濃い紫地に、厚い金泥など、重厚な柄行き!

どうして、こんなに、重い感じなのか? 皆さまわかりますか?

この答えは次の作品の後〜

落ち着いた緑地の振袖。

美しい色と、加賀友禅によく見られる、外暈しの技法による花々

年配女性が買い求め、模様の少ない割に高価な訪問者では、よく見られるが、振袖でここまで色差しに手をかけるのは、珍しい。

「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」
この言い回しなら、
「友禅屋死して着物を残す」
未だに語り継がれる「染の北川」! 散逸しないうちに残すのも、私の使命だと思います。

さて、最初の振袖の重い柄行きの理由〜

わかりますか?

もっと拡大してみましょう!

答え:友禅模様の輪郭(筒描き)が、普通は白なのに、この振袖では、全部金です! 白の上から、金泥を刺している訳。物凄く手間が掛かっています。だから、この振袖、刺繍が全くないのに、高価でした。
もう、こんな振袖を作る着物屋さん、出ないかも知れません。

「染の北川無くなって、着物を残す」

 

広島呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

天井、石膏ボード下地。吊り天井にしないので、手間が大変!

そうそう

ユニットバス組み上がりました! ネットで販売している、リクシルの現行モデル。施工図ついていません! 販売店に組み立て依頼すると、1ユニットあたり6万! リクシルに問い合わせると「講習を受け、認定を受けた者でないと、施工図は渡せない!」と〜 「それって、独禁法に違反しないですか?」と聞くと、「問題ありません」と〜 「施工図付いてないのは、不完全な製品を売っている事になりませんか?」と言うと、「販売店に聞いてください」と〜 販売店は「内では施工図出せない、メーカーに聞いてください。多分出さないですよ」と〜 広義の意味では独禁法違反しとるやないか! と思いましたが、ネットで素人向けの組み立て映像があったので、それを見ながら、やったみたいです。

長いものに、巻かれない!

これが、私のフィロソフィーです。

時には、痛い目に合いますけど〜

さて着物博物館、5部屋目

創業460年! 日本一の伝統と技術! 京都、千總。

千總の振袖

悉皆屋の総本山!京都三条通烏丸の本店の周囲に、友禅染15行程、それぞれ最高の技術の職人が住んでいるという、徹底した分業制!

銀通しの生地に美しい色と柄、友禅も刺繍も正確無比です。

私が写り込んで申し訳ありません。笑

千總が450年記念で、売り出した夏振袖4点の内の1点!

あわせが油絵なら、絽は水彩画

あくまでも、伝統を外す事なく、美しく上品な柄行です。

さて、昭和12年、第2回の高島屋上品会遠見ると

千總この振袖(中振?)が480円ー貨幣価値今の1/1000〜1/2000?

左が950円、右が850円、本疋田総絞ですけど、当博物館の本疋田の方が、目が揃っています。

それだけ、当博物館は、一流のものを展示しています。

それとも、千總は友禅屋さんなので、絞りに対するこだわりが、そこまでではなかったのかも? しかし、いい価格がついています。

千總といえば、京都高島屋で「この店で、1番いい振袖は?」と聞いたら、出して来たものが、素晴らしく美しく、社長が羽織ってみた姿が、遠くから見ると、フィレンツェ、ウフィツィ美術館でみた「ヴィーナスの誕生」みたいに、光輝いている感じがしていました。

あるいは、「春」ですかね? とにかく、模様の中に立体感があると言う、新しい発見がありました。

この2枚の絵、画面に金がふんだんに使われていて、本物は写真ではわからない美しさというか、輝きがあります。

立体感といえば、

明治の花嫁衣装博物館のこの3点
立体感があります。

上野為二の解説で記載したように、この頃は、一流の日本画家に着物のデザインを描いてもらったり、していました。

さて、20年前、京都高島屋で社長が羽織ってみたあの千總の振袖! 今、どこの誰の手に渡ったのでしょう? きっと、特別お金持ちの家でしょうねー

広島、呉のサグラダ・ファミリア、ナゥ

ペンキ屋が、屋根を塗り替え、雨樋取り替えに入っています。足場取れました。

塗り替え前(最後に残った2棟)

さて、6/1より変わった事があります。

以前「花宴」だった、室尾林酒造本社前のカフェ

「上村松園カフェ」に、なりました。

本画7点

版画40点

これだけ鑑賞出来て、コーヒー1000円は安い? 要予約(0823540310林酒造)です。着物博物館と同じで、月〜金9:00〜16:00です。

もともと、築150年の元林酒造本宅を改造したものです。昔の梁組み!

夜は、カラオケスナック(週1回)にもなるので、ミラーボールついています。笑

さて、林酒造着物博物館4部屋目、続き

吉岡帝王紫

以前、このブログで書かせていただきました通り、ロングストーリーなので、解説は3枚

天然染料しか使わない、京都の染屋さん。染司吉岡4代目吉岡常雄氏、この方の染料を使った帯

赤みがかった澄んだ紫、いわゆる、「帝王紫」。三重県のイボニシ貝パープル腺から取り出した液に浸け太陽の光に当てると、この色が出る。

T百貨店が、J会で売り出すと、極めて高価でも良く売れたが、「タンスに入れておくと変な匂いがする」との、クレームが付く

そこで、帯屋さんは化学合成する。

天然染料しか使わない主義の、染司さん、5代目幸雄氏は、これをよしとせず

京都晃永衣装と、専属契約。ここにのみ、貝紫染料を供給することになる。

その染料を使った訪問着! これだけ染めて、しかも異臭がしなくなる為には、10年の歳月を必要とした!

 

吉岡帝王紫、色留、製作に15年!

 

 

2人の落款。 この、本物の貝紫を使った着物。日本(勿論世界に)に、10点ありません。
その内2点が、この博物館にあります。特に最後の色留は、最高傑作かも?

2000個の貝で1gしかとれない帝王:貝紫、現役の着物で、本物が見られるのは、世界でここだけかも、知れません。

貝紫ストーリー、読めば読む程面白いですよー

簡単な要約なら、博物館に来られたお客様に無料配布している。私の記述

詳しくお知りになりたい方は、博物館帯の間にある。吉岡常雄、幸雄氏の本

ご覧になってください。恋人にプレゼントする紫の布を取る為に、命がけで太平洋の荒波の中、沖の岩場に小船で行き、目的の貝をとって布を染める。現地ルポが載っています。しかも、他の地域のように、貝を取って殺すのではなく、海に戻すそうです。

三谷春、3冠!

全国新酒鑑評会でも、金賞頂きました!

これで、県清酒品評会(1位)、広島杜氏組合(1位)、全国新酒鑑評会(金賞)と、3冠です

林酒造の酒、品評会に出すと、どの銘柄でも、全て賞を頂きます。しかも、大きい蔵のように、何本も仕込んで、1番いいのを出すとか、品評会用に特別に仕込むとか、ではなく普通に売るのを出しています。 
 特に、大吟醸は、300kのタンク1本しか仕込んでないので、いわば1発勝負です。

いかに、平田杜氏が、優秀か!
と、いう事です。

今回の、全国新酒鑑評会、広島県呉地区で金賞を頂いたのは、三谷春だけです。呉には、他の有名酒蔵が綺羅星の如くありますけど〜

三谷春、決して拡販しませんし、話題作りなどもしません。皆さんに美味しく飲んで頂くために、最適の状態でお売りするよう、最善を尽くしています。

三谷春、明治40年、第1会全国清酒品評会で、全国2位でした。3代目森蔵の時です。私は6代目、医師兼酒屋の当主は、3代連続です。 
 医療と酒造業は全く違う職種ですけど、菌を扱うことに関しては、似ているかも、知れません。その意味では、杜氏も科学者です。
 杜氏も、理論やデータも大切にしますけど、日本古来の経験に基づくものも、大切にしています。
 この意味で、私もまだまだ、経験不足ですね〜

追記

三谷春何処で売っていますか?

ベストの解答は〜

呉市倉橋町の本社

日本酒に保管にとって、最上のー2〜ー3度の冷蔵庫から出して販売いたします。

しかも、着物博物館の割引きチケット付きです。
3000円以上お買い上げで50%
5000円以上で100%
です。

平田杜氏、またまた快挙!

広島杜氏組合品評会1位、しかも48蔵中! 県品評会、千本錦の部では、2連覇でしたし!

1位だけ、社主が賞状受け取ります。嫁はんに行ってもらいました。

2人で、広島のWOベントレーを囲んで

中国新聞にも載りました。

これだけ軒並み賞に輝く三谷春

どんな酒? と、言われると、

華やかな香り、まろやかな口当たり しっかりとした味 すっきりとした後味

つまり、全てにおいてバランスの取れた酒。 体操に例えると、内村航平さんですかね?

私が杜氏にお願いすることは、

酒は脇役なので、
料理の邪魔をしない、
料理を引き立てる、
酒。

です。

何処で売っていますか?
と、よく聞かれます。

それは、広島なら、福屋、そごうの地下
です。

注文を受けてから、瓶詰め、出荷するので、

売り切れてた

と、よく言われます。

美味しく、飲んで頂く

これが、三谷春の、コンセプトです。

三谷春、ラベルの字は、頼山陽長男の頼聿庵が、175年前に当社の座敷で、1杯飲んで書いたもの
を、金箔で貼り付け

紙は4方手裂きの和紙

瓶は、デカンタタイプで、コルクとガラスの栓の特性

全てが超一流、日本の芸術です。

今日の広島、呉のサグラダファミリア

ペンキ屋が、ユニットバス組み立て。メーカーも、販売店も組み立て図送ってくれない(これって、独禁法に抵触しない?)ので、ネットの映像見ながら〜
肝心なところは、わかりにくい!だから

床、樹脂貼りました。これで結露なんかの水は防げます。
排水管通しておこうか?と、言ったら、大工が「これで充分」と言うので、譲ります。

さて着物博物館、第4室目

今日は、久保田一竹氏の事

氏は、19才で起業するも、21才から兵役2年+シベリア抑留6年! 29才で、20才の時博物館で見て魅了された辻が花染めに着手。30年の試行錯誤の末に、ついに納得いくものが「出来た!」となる。

しかし〜

評論家は「確かに近い。しかし本物とは違う。一竹辻が花といいなさい」と〜

友禅染が普及し、辻が花の技法を伝える者がいなくなり。文字通り、幻になっている。

一竹辻が花、訪問着

これは初期のもの

久保田一竹氏は、生地を括ってから、筆で色を刺している。これに対し、室町時代のものでは、括ってから、染色液に浸けて染める。評論家は、これを言っている訳です。

しかし〜

一竹辻が花、振袖!

「光のシンフォニー」 
とも、
「宇宙の威厳」
とも、評されます!

生地のシワを美に変えたデザイナー・・・・
世界に、他にいます?

日本で、括り染で、この辻が花に挑戦して、一応成功した人かいたみたいです。しかし、あまりに複雑で、括った糸を切る時に生地を切ってしまったり、膨大な労力を要し、二度と挑戦しなかったそうです。

一竹辻が花帯

ここにあるのは、ごくごく一部で、素晴らしい作品は、山梨県の久保田一竹美術館で見る事ができます。

まあ、評論家は、他人の苦労もいざ知らず、好きな事を言います。

一竹辻が花は、着物の世界では、それまでに無かった、別世界の美である事は確かです。

この博物館で、他の名工の作品をご覧になられるとわかります。

この博物館で、他の名工達の作品をご覧いただき、思いを巡らせてみてください。