穴熊
フランス料理では最高級食材
鹿島で「瀬戸荘」と言う民宿を経営されているら海の漁だけでなく、山ので猟も、名人!
海で内臓を洗い流して、持ってきてくれました。
毎年キジもいただきます。
名人なので、いつも翼の付根を撃って仕留めるので、内臓が傷ついていません。
だから、肝臓、腎臓、胸腺など、肉以外も別々に調理して頂きます。骨からも美味しいスープが取れます。
一度、広島市内の某一流ホテルの、フランス帰りのシェフにお願いしたら、米のもみいっぱいの胃を、糸で上下をくくり調理して出してくれました。
それが、極めて美味!
フランスの地方のレストランでウサギ料理を食べたら、ウサギの頭が入ったスープが出て来ました。まあ、鯛の頭のお吸い物と、同じですけど…
山鳥も、頂いた事があります。だれかが、「キジのメス?」と、言っいましたが、キジより一回り大きく、山鳥でした。
あしびきの 山鳥の尾の
しだり尾の ながながしき夜を
一人かも寝ん 柿本人麻呂
と、昔から日本にいる鳥ですけど、広島県最南端の鹿島にも、いたんですね〜
これも美味でしたし、キジより大きいので、食べ応えもありました。
これらのジビエに共通するのは、「自然の味」です。
動物の肉の味は、その動物がどこで、何を食べているかにより、変わります。サザエでも、人家が密集している室尾湾のサザエと、鹿島の先のサザエでは、全然違います。このあたりは、瀬戸内海でも、一番水のきれいな所です。
当店でお出しする、100%草食牛、100%イベリコ豚の肉も、これらのジビエと共通の、自然な味があります。
穴熊の主食は、果物。
昔の猟師マタギは、穴熊は肉が少なく商売にならないので、自分達で食べていたそうです。だから、一番美味しいことは彼らがよく知っていました。
島には、放置されたミカン畑がたくさんあります。もちろん農薬も使ってありません。
さて、佐伯氏曰く
「よう、肥えとる」
解体して、A中食がテレビコマーシャルしている。急速冷凍機にかけ、冷凍しておきます。
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