こんにちは!秘書です。
美味しいお話の前に少し補足を。
先日、公開しましたこの記事→https://gj-camel.jp/?posblog=posblog-1298
「設計の先生からのアドバイスで天井の半分を高くした…」この訳なんですが、
当レストランの場合、このメインホールも関係してきます。
今回の窓なしトイレには、消防法などのきまりから天井より50cm以上の垂れ壁というものが必要なのですが…排煙に有効な面積というのはこの垂れ壁の高さによって決まるんだそう。なので、この垂れ壁の基準を満たせないと隣接するホールの排煙有効窓の面積を計算し直さなければなりません。
そんなわけで、半分は天井を高くして垂れ壁を作り、残りの半分はエアコンのパイプが設置されているのでこのような凹凸の天井になったそうです!
このお部屋だけでもこんなにたくさんの基準があるとは…しかし、ここまでさせるのはこの街だけ?と少々疑問なオーナー。一方の私は最近、建物なんかに入ると、やたら垂れ壁が気になるようになりました(^◇^;)
では、お勉強はここまで!最後に美味しいお話を。
当レストラン定番の生ハムのサラダ。通称生ハムのロールスロイスのサラダですが…
これは『ベジョータ』と呼ばれるどんぐりをたっぷり食べて育ったイベリコ豚の生ハムなのです!
スペイン政府の厳しい格付け基準により認定されたイベリコ豚だけが与えられる『ベジョータ』の称号。放牧される10月〜2月に50%以上体重が増えたイベリコ豚のみの称号で、全体のたった2%ほどしか取れない大変希少なもの。
世界で100本、たったの50頭のベジョータしか生産されていないんですね。
放牧の期間には、モンタネラと呼ばれるどんぐりを食べさせるそうです。一頭のベジョータを生産するためには、1トン以上のどんぐりが必要なため、そのどんぐりを育む2〜3ヘクタールもの樫の林も必要なのだとか!まるで私のような食べっぷり…
この希少なベジョータを42ヶ月熟成させてできるのがこの生ハム。自然な塩味と甘味が絶妙ですよ☆この希少ないきさつを考えて頂くとより美味しく感じますね!
当レストランにご来店の際は、色々なこだわりを感じ取っていただけたら嬉しいです!
それでは、また次回(^○^)