Royce Blog

昭和の車展示室

外壁にラス板貼っています

この後、モルタル塗り、ピンクスタッコ仕上げ

笹子島リゾート、他の建物等同じ

しかし〜

私としては、この仕上げ、満足していません

昭和63年に建てた、今は法人事務所になっている、広島市己斐の建物

これぞ、本物のスタッコ仕上げ!

こんな事が出来る職人さんが減りました。

世の中、現場で手間暇かけて仕上げるより、工場で作ったパネルを、パンパンパンと貼り付けるのが主流となりました。

しかし、当施設は、職人さんの手仕事にこだわります。

平成元年、私が建てた林病院、今はホテルになっています。

一枚一枚違う化粧レンガ!

映画「吟する者たち」で、明治の酒造りシーンを撮った、当社酒蔵の床も、レンガ敷きです。

いずれも、竹原市にある、松本レンガさんで、焼いたものです。

この、元林病院にも、パルテノンゲートが付いています。

貼り御影石の角には、丸い石を挟み、石貼りでなく、石造りの風合いを出しています。

設計は、SD設計の佐々木先生!

私が、次に佐々木先生にお願いしたのが、老人保健施設、ルネサンス瀬戸内

平成12年竣工、この4階まで抜けるパルテノンゲートに、施工した浅沼組は、大層苦労しました。

アルハンブラ宮殿イメージしたこのアーチは木造、外壁はモルタル仕上げにペンキ塗りです

壁の横模様は、パリの建物に使われている感じです。

名設計家には、2つのタイプがあると、私は考えています。
① 自分の夢を実現させるタイプ
② 施主の夢を実現させるタイプ

佐々木先生は、②のタイプです。

もう、かれこれ40年近いお付き合い。設計していただいた建物は、10指を超えます。

笹子島の建物も、第三展示室を設計していただき、他のリフォーム建物も、常にアドバイスいただでいます。

これからも、よろしくお願いします

秘書が挑戦していた、パルテノン神殿のプラモデル、完成しました

2500年前は、こんなのだったのですね

ロールスロイスのパルテノングリル(1938ファントム3)

アテネの町の真ん中にあるアクロポリスの丘の上に達ち、朝日を一番に浴びで真っ白に輝き、夕日か最後まで当たる、パルテノン神殿。2500年に渡り、人間のさまざまな営みを見下ろしてきました。

全ての西洋建築のルーツでもあり、Fhロイス氏が、空力上これを廃止しょうとした時、ロールスロイス社第三の男、クロード・ジョンソンをして「パルテノングリルのないロールスロイスは、ロールスロイスではない」と、言わしめ、100年以上この世界最高級車のフロントを、飾ってきたものでもあります。

かくして、わたしもパルテノン神殿に魅せられた人間の一人でもあり、当Fhロイス博物館の各玄関も、エンタシスの柱で飾られている訳です。