Royce Blog

広島、呉のサクラダファミリアナゥ

大工1、2階にトイレ用の小部屋壁作る

1階、キッチン付きリビング、

キッチン側の腰壁作り。新しいサッシが入る予定。

コンパネで蓋

その壁が出来ると、筆者がネットで買った、このシステムキッチンが2組入ります。

 

左官の漆喰塗りも、ボチボチ進んでいます。

大工2は?

委託の仕事。「集散場」と言う、コンビニみたいに、なんでも売ってた所。土間に、床を組んでいる。
ここは、1階から見上げると、2階にもいろんな商品が並んでた。

その、外側

酒蔵では、本格的に仕込みが始まります。

袋に米を入れて水に浸け

これ、甑で蒸します。気温によって水に浸ける時間を変えます。これにより、外気温が変わっても、それぞれの酒屋が毎年同じ味わいの酒ができる訳です。

ストップウォッチなどない江戸時代は、どうやってその時間を測ったか?

その回答は、後で〜

蒸した米は、この放冷機で、十数度迄冷やしてから、ムロで増やした酛の入っているタンクに入れます。
このステンレスメッシュの速度を調整することにより、希望した蒸し米の温度となります。

4年前迄は、この3倍の幅の放冷機を使っていました-なぜこの狭いタイプに変えたのか?

その理由は:杜氏と蔵人が両側から、蒸し米を必要により、ほぐすわけですが、より丁寧に均一に出来るからです。

さて、先ほどの、時間調整の方法は?

回答:酒仕込み唄を、何節歌ったかで、調節する!

でした。

やはり、日本酒はすごい!

① 醸造酒で、世界一のアルコール濃度を達成!
② どんな米の作柄、気候の変動に、関係なく、客酒屋がそれぞれ同じ味わいの酒を造る!

ワインみたいに、「何年物がいい」なんて事はありません。

この意味で、杜氏は、科学者でもあります。

酒蔵、着物を含めて、日本文化を残すのも、筆者の使命でもあります。

だから、サクラダファミリアになっても仕方ありません。

長い間、御拝読ありがとうございました。

追伸‥

忘れていました。

今年から、精米方法をこ「真吟」に変えました。

その理由は?

今までの精米法だと、ラグビー型の米が、真円:サッカーボール型になります。しかしこれでは、尖った両側がより多く削られるので、米の外側の雑味の多い部分が、均一に削られたとは、言えません。
 ラグビー型がそのままの形で削られると言う事は、雑味部分が均一に削れられたと、言う事です。
 この精米機を、開発したのは、サタケ!
 さすがです。

この精米法だと、65%の精米率で、50%台と同じになるそうです。

当林酒造も、サクラダファミリア。
先がまだ、見えません

御拝読、ありがとうございました。