Royce Blog

広島、呉のサグラダファミリア

床、コンパネ貼り終わり、これからフローリング材貼ります。

フォークリフトで、バスユニット上げる予定

林酒造着物博物館、建具仕事終わりました。ほぼ正式オープンです。

玄関入るとすぐ、夏帯コーナー

その裏、元手術室は、帯の部屋、真ん中にパリ万博で金賞を取った、山鹿清華の未仕立ての丸帯2本があります。国宝級です。

奥に行くと、廊下突き当たりは

龍村平蔵コーナー

手前から、

人間国宝森口華弘、もう2点増え計5点

羽田登喜男飛んでる鴛鴦と座っている鴛鴦、上野為二、未仕立ての木村雨山、いずれも人間国宝です。帯もあります。

由水十久、着物と帯4点ずつ、9人の童子が居るのもあります。昔の日本のメルヘンの世界。

久保田一竹振袖と訪問着、吉岡帝王紫訪問着と、色留。2000個の貝から1gしか取れない貝帝王紫の着物、それを証明する吉岡帝王紫と晃永衣装の落款あり。日本に。10点ありません。

皆川月華の部屋と、その奥の千總、染の北川の部屋

その外は

もう一つの龍村平蔵コーナー、2つのコーナーで30点近くあります

帯の部屋から左手に行くと、琉球紅型の部屋

人間国宝、芹沢銈介、鎌倉芳太郎、玉那覇有公。丁稚奉公に出される極貧生活→戦後の焼野原テント生活、米軍の廃品から道具作りから開始→紅型復活の父となった、城間家14代目、城間栄喜。また、熊本に疎開しているところを戦後2年後にわかり、栄喜に連れて帰られた息子の15代目、城間永順のもあります。

その奥は、

紬の部屋、幻の6色200亀甲の結城紬、夏結城、越後上布、宮古上布、いずれも重要無形文化財(人間国宝団体)、人間国宝、平良敏子の芭蕉布。
この部屋だけで、ロールスロイス新車2台分?

その左の部屋、

総刺繍の部屋、いずれも超一流の職人が10年近くかかったもの、人間国宝、福田喜重のもあります。

その右は

絞りの部屋、全て京都の職人が絹糸で7回半巻く、京鹿子本疋田です。

その右には

試着室。ご希望なら、左側ハンガーに打掛を並べて選んで着てもらい、頼家書に囲まれた30畳の座敷で、お茶会に参加してもらいます。外国人観光客に受ける事間違いなし?

その右は、

江戸時代初期の着物。宮崎友禅斎の掛軸2点と着物。それ以前の小袖と振袖。400年の歳月を感じない美しさ!

ホールには、

京都三条家の振袖

裏に装飾された家紋

大原麗子さんが、森進一氏との結婚式で着た、そのものです!

着物博物館③「現代の名工達」
を見終わると、ご希望の方には、

頼家書の前で、お茶をお出しします。

外国人団体様には

琴の生演奏を聴きながら♪

そうそう、2階男物の部屋を忘れていました!

皆川月華の部屋の左手の階段を登ると、

右手

紬の部屋、結城紬(160亀甲)、越後上布(後染)、宮古上布、暈け大島、薩摩紬、刺子。

総素描の長襦袢。親分趣味?

左手は、羽織の部屋、全部裏を表にしています

若紫、北条政子、弟橘姫、太夫、女暫、篤姫、舞妓、全て顔は嫁はん。祇園通い25年、実際もいつも嫁はん一緒です。背中にもいますけど、笑。

ヤマトミュージカアム→ロールスロイス博物館→島の酒屋+着物博物館、のゴールデンコース。
外国人にいっぱい来てもらい、呉が元気になる事を願います。