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着物博物館、帯の部屋

真ん中に2m超の両側から見られるケース置き、ぐるりの壁は桐タンスの引き出しを展示ケースにして、いずれも透明アクリル板でカバー

 

主役は、この山鹿清華の帯。パリかニューヨークの博物館に居てもおかしくない?

この部屋。祖父が大正12年(1923)にこの地で開業したときは、手術室でした。

そもそも、この林酒造着物博物館「現代の名工展示館」は、 
大正12年築、林医院(林森蔵)
昭和62年、林医院は県道沿いに移転(林英紀)で、広島林病院の保養施設
平成13年、グループホーム「森蔵の家」外部評価で(グループホームの理想型)と、高点数もらう
平成23年、全国のグループホームにスプリンクラーが、義務つけられ、300万の補助金がでることになる→消防予防課に相談に行くと、「母家、酒蔵全部繋がっているので、全部にスプリンクラーつけろ」と言われ、見積もり取ったら、3000万!
平成24年、「森蔵の家」は、県道沿い、笹子島リゾートの200m先に移転。
平成28年、民泊施設予定で外壁を海鼠に

令和元年、コロナ感染始まり、コロナ患者隔離施設
令和6年3月23日、林酒造着物博物館「現代の名工館」
と、なります。
昔の建物は、しっかりしていて、100年以上使えます。

建築会社や、大工は、「壊して新しく建てた方がいい」と、いいます。実際、世界で一番日本人が、家の建て替えが、多いそうです。

これこそ、車と同じで

「計画的陳腐化」の経済戦略の罠に嵌められている証拠です。

実はこれが、地球温暖化の根本原因である事を、お忘れなく!