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風林火山・ファントムⅥ

 

ある日のオーナー「ファントムⅥは風林火山やね(^^)」

秘書(…あの、風林火山?)

そう。今回はあの孫子の兵法で有名な、まるで風林火山?なファントムⅥの魅力と最新の様子をご紹介いたします(^▽^)!

ファントムと言えば、長い歴史の中で数々のVIPの移動を支えてきた世界最高級車。

まず驚くべきは、車重が2.5t以上あるにも関わらず、一発始動のエンジンで静止からわずか数秒で100㎞/hまで加速できるということ。でもこれは、スペック自慢ではなく、あくまでも重たい車体を軽快に走らせるための必然の結果とも言えるでしょう。

「疾きこと、風の如く…動くこと、雷震の如く…」

その「静かなること、林の如く…」窓を閉めれば静かで優雅な車内。最近もビートたけしさんが襲われた際も、ファントムだったと話題になりましたが、快適なのはもちろん、分厚いドアやガラスで乗員の安全にも配慮されているんですよね。

この漆黒な佇まいも独特なオーラを纏っています。「知りがたきこと、陰の如く…」この言葉がぴったりです!

ではここからは、社内の様子を一部写真でお見せいたします!

内装の座席。

運転席か革製なのに対し、客席後部はベロア。これは、「血の匂いがする」と革製を嫌った上流階級の女性への配慮。

客席上部。

この一部高い天井のおかげで、おしゃれな帽子でも安心!あのロイヤルアスコット競馬の入場には、おしゃれな帽子は欠かせませんからね!

映画『マイ・フェア・レディ』アスコット競馬のシーンより

そして、このホワイトウォールタイヤ。傷つけないよう運転にはとても気を遣います。

クラシックカー市場の大きいアメリカでは、新品が入手できるそう…!

コーチビルドしたのは、マリナー・パークウォード。

この車すべてに職人技と別次元の優雅さが漂っています。

 

さて、このファントムⅥ。先日、一年ぶりにエンジンをかけたところ、燃料ポンプが動かず、燃料漏れ…。 

まさに、動かざること、山の如くな状態となり…

しばらく、カリスマ整備士の元へとお世話になっております。

 

こうしてみると、とても存在感のある車なんだと実感します…!

 

皆様、いかがでしたか?「風林火山」とオーナーの仰るワケがご理解いただけましたでしょうか(^○^)?

なにはともあれ、当館には欠かせない一台。また皆様にご覧いただかなければ!しっかり直していただきましょう!