南酒蔵1階、入って右が、映画「吟する者たち」セット博物館、奥2階と北酒蔵の、明治大正花嫁衣装博物館。左は中2階を作り、倉庫整理します。
奥から見た所
建具屋は?
笹子島「昭和の車博物館」のドア作り
いつものごとく、シナベニアに、鉛筆描きの図面
さて、秘書のパルテノン神殿プラモデルは?
人物、屋根などアクリル絵具で塗っている
やれやれ、何もかも、サグラダファミリア!
さて着物博物館展示シリーズ
③絞り振袖続き
菱田絞り+刺繍
前回は、本菱田
今回は、普通の菱田、木綿糸で4回半巻いて絞る↓
前回の本菱田は、絹糸で7回半巻いて絞る↓
本菱田は、手間もかかるし、生地もより薄く、良質なものが要求される。
今回の絞り振袖は、京都、島原の太夫さんが着る予定だったもの!
手絞りでも、神楽の衣装みたいに、刺繍が盛り上がっている
島原は、京都6花街のうちの一つ。祇園にある、上七軒、祇園甲部、先斗町、祇園東、宮川町は、芸妓舞妓さんが居る所。島原は、少し離れていて、太夫さんが居る所。今は、輪違屋しか残っていません。
太夫さんとは、天皇、公家のお相手をする専門の女性。最高だった技量の唄や舞だけでなく、美しいお茶のお点前、和歌を詠んだりにも、長けています。
天皇、公家のお相手をする時間は限られているので、空いた時間にお相手をして欲しいと、申し出る金持ち町人が、沢山いた。
そこで、輪違屋などでは、希望者を集めて座敷に並んで座らせ、その日にお相手する男性を、太夫さんに選ばせた。
選ばれた、幸運な男性は、上座に座った太夫さんに、お酒を注がなければならない。
つまり、お客の方が地位が低い。
太夫さんの着る着物、江戸時代は、最高のものであった。
その名残がある、華やかな振袖です
私も20年前行きましたが、その時司太夫さんが、お相手してくださいました。
一軒だけ残った輪違屋さん、貴重な日本文化の継承の為に、頑張ってください! 心から応援しています。