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着物博物館④ 森口華弘訂正

森口華弘

「手に糊をつけて振る」と、前回言いました。が、そうでなく、 
①竹の皮に糊を塗る
②乾いたら、手で細かく割る
③大きさによって、分ける
④濡らした絹生地に振る
⑤時には、ピンセットで置く
⑥生地が乾いたら、刷毛で染める
⑦糊がついた所が、防染になって白く残る
でした

他の作品、波に花

一つ綿の裾迄

留袖

当分、着る機会が無いので、社長は「お正月に着る」と、言っています

2色の蒔き糊、どうやって染めたのでしょう?

白い部分もありますし、刺繍も入っています。白い部分残すのに、ここの糊が落ちないよう、どうやって、湯煎したのでしょう?

友禅も素晴らしく、息を呑む美しさ。様々な技法を凝らしてあり、恐らく森口華弘氏最高傑作にうちの一つと、思われます。

写真で、これですから、本物は、もっと凄いですよ。
皆様、是非ご覧にいらしてください!